絶縁被覆付ファストン端子 Q&A 困ったときの解決ガイド
このQ&Aは、1968年創立の自動車補修用電装部品専門メーカーとして、半世紀以上にわたり自動車整備に携わるプロフェッショナルより厚い信頼を寄せられてきたヒーロー電機が、長年の知見に基づき絶縁被覆付ファストン端子についてわかりやすくまとめたものです。
絶縁被覆付ファストン端子 Q&A
絶縁被覆付ファストン端子とはどのような製品ですか?
電線に取り付けて使用する「平形端子」の一種です。通称「平型端子」の別名を「ファストン端子」とも呼びます。
- ファストン端子の外側に絶縁被覆が覆われており、ショートや感電のリスクを軽減します。
- 圧着後は、オス端子とメス端子を差し込みのみで接続が完了し、作業時間の短縮および部品点数の削減による効率化が図れます。
絶縁被覆付ファストン端子はどのような場面で使われますか?
自動車などの補修用途において、追加電装品等(LEDライト、オーディオ機器など)で使用できます。
絶縁被覆付ファストン端子にはどのような種類がありますか?
絶縁被覆付ファストン端子のサイズや形状にはいくつか種類があります。
タブ幅の違い
(例)「250タイプ」はオス端子のタブ幅が6.35mm
絶縁被覆の色相
電線サイズに応じて色分けされていることが多く(赤=0.5mm²〜1.25mm²、青=1.25mm²〜2.0mm²、黄=3.5mm²〜5.5mm² など)、選定の目安になります。
絶縁被覆付ファストン端子を使用する際の注意点はありますか?
絶縁被覆付ファストン端子をご使用される際には、以下の点にご注意してください。
- 電線サイズに合った端子をご使用ください。
- 圧着は必ず適合工具を使い、しっかりと圧着(かしめる)してください。
- 端子の圧着後は電線を軽く引き、抜けないか必ず確認してください。
- 製品は絶縁被覆に覆われている構造ですが、金属部分が露出していないか確認してください。
通常のファストン端子と絶縁被覆付ファストン端子の違いは何ですか?
通常のファストン端子は金属部分が露出しているため、別途 絶縁スリーブなどの絶縁処理が必要になります。絶縁被覆付ファストン端子は最初から絶縁被覆で覆われており、作業時間の削減と効率化に繋がります。
絶縁被覆付ファストン端子の製品ラインナップぺージは
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