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かつてギボシ端子や圧着工具は業務用でしたが、
最近は一般の方が使用されるケースが増えてきました。
ギボシ端子の圧着(かしめ方)は正しい知識と熟練が必要です。 |
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不完全な圧着は接触不良や断線を引き起こします。 |
そこでヒーロー電機は、「誰にでもわかりやすい」を
コンセプトに本マニュアルを作成しました。
今回はギボシ端子 オス(品番:B-1)を例にご紹介いたします。 |
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ギボシ端子が圧着できるヒーロー電機の工具は、FRH-07とB-14の2種類がありますが、ここではFRH-07を使用します。 |
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ハンドツールで端子電線を圧着する際、端子に“プリフォーム”を施すことで、ハンドツールの弱点である端子の傾きを少なくすることができます。これにより、「軽く」・「確実」な圧着が可能となり、作業時間の短縮、良好な仕上がりが実現できます。 |
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圧着工具には電線を切るカッターが付いていますので、
ニッパーなどの工具に持ち替える事なく作業ができます。 |
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先に端子を付けてしまうとスリーブが通らなくなりますので、最初に絶縁スリーブを通します。(本マニュアルはオス端子から施工しますが、メス端子を先に施工しても問題ありません。) |
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芯線の太さに合わせて歯を選びます。
被覆を剥く長さは、端子の圧着部の長さより1mmほど長め(4〜5mm)にします。 |
「CLOSE→←HERE」が閉じるまで握って、矢印の方向に引いて被覆を剥きます。 |
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ギボシ端子(品番:B-1)の芯線圧着部中央を軽く挟んで固定し、電線を芯線圧着部に挿入します。 |
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手元の「CLOSE→←HERE」が閉じるまで強く握って芯線を圧着します。 |
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INS(インスレーション〔絶縁被覆〕)圧着用歯型に挟み変えて圧着します。 |
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絶縁スリーブを端子側に挿入します。
この時、下図のように絶縁スリーブの所定の位置に端子INS圧着部が確実にはまるよう注意します。 |
メス端子の施工要領も、オス端子の手順3〜手順8と同じです。 |
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電線の絶縁被覆に端子の被覆押さえを圧着する場合はINS部「M字形」歯型を使用します。
防水用ゴム栓(ワイヤーシール)を圧着する場合はINS部「丸形」歯型を使用します。 |
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(YouTubeチャンネル「メカニックTV」様 掲載許諾済) |
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